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幻の「きょうかい 8 号酵母」で醸す「eight knot 白練」が “Kura Master 日本酒コンクール 2022”にてプラチナ賞を受賞

村重酒造株式会社の醸す“eight knot 白練(エイトノット しろねり)”が、第6回“Kura Master 日本酒コンクール”生もと部門にてプラチナ賞を受賞いたしました。

幻の「きょうかい 8 号酵母」で醸す“eight knot”について

“eight knot”は、「きょうかい8号酵母」で醸すシリーズとして 2019 年に誕生した日本酒(※2022 年現在、“白練”(しろねり)と“藤黄”(とうおう)の 2 種類ございます)

「きょうかい 8 号酵母」とは濃醇多酸な酵母特性のため淡麗辛口が求められた時代のニーズにそぐわず、昭和52年(1977)に頒布が終了した幻の酵母です。

村重酒造は他社に先駆け、2003 年に醸造をスタートしましたが、当時は一般ウケする酒質とは言い難く、知る人ぞ知るニッチな日本酒として販売を続けて参りました。

そこで、2019 年に現8代目杜氏である金子圭一朗が、「きょうかい8号酵母復活蔵」の醸造家として、この酵母の魅力を最大限に引き出すための様々な醸造法に毎年チャレンジしていく「永遠のプロトタイプ」をテーマにプロダクトした新しい日本酒が『eight knot』です。

日本酒に馴染みのない方でもお楽しみいただけるよう、和食よりも洋食に合わせたスタイルで、甘味・旨味・酸味を際立たせた立体感のある味わいを表現しております。他の酵母にはない8号酵母ならではのフレーバーもお楽しみください。

Kura Master とは

2017 年から開催されているフランスの地で行うフランス人のための日本酒コンクールです。審査員はフランス人を中心としたヨーロッパの方々で、フランス国家が最高職人の資格を証明するMOFの保有者をはじめ、フランスの一流ホテルのトップソムリエやバーマン、カーヴィストまたレストラン、ホテル、料理学校関係者など飲食業界のプロフェッショナルで構成しています。

M.O.F(エムオーエフ)についてMeilleur Ouvrier de France ※略称「M.O.F」(フランス国家最優秀職人章)は、フランス文化の最も優れた継承者たるにふさわしい高度な技術を持つ職人に授与される称号。

・第6回 Kura Master 日本酒コンクール

2022年5月23日(月) パリ市内(会場:エスパス・シャラントン)にて開催されました。
今年度は、5つのカテゴリー(純米大吟醸酒部門、純米酒部門、サケスパークリング部門、生もと部門、古酒部門)に対し、過去最多の 1110 点が出品されました。

「第6回 Kura Master 日本酒コンクール」審査結果はこちら▼
https://kuramaster.com/ja/concours/comite-2022/laureats/

村重酒造について

村重酒造は、近年酒処と注目のあつまる岩国で古くから地元で愛されてきた蔵元です。日本三名橋のひとつ「錦帯橋」の上流約 5km さかのぼった豊かな自然に囲まれた山あいの土地で、酒造りには最適な寒冷清涼・豊富な水を活用しながら、お米の持ち味を最大限に活かした味わい深く、風味豊かな日本酒を造り続けています。

仕込み水には錦川の伏流水(超軟水)と、蔵近くの石灰岩の地層から湧き出る井戸水(硬水) を使用し、求める酒質に応じて使い分けます。ひとつの酒蔵で硬水と軟水が使い分けられるため、酒造りの幅が広がります。

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酒蔵プレス編集部

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