優雅なエンターテイメントが美酒と美食に華を添え、年に一度の「THE JOY OF SAKE 東京」が開催されました。
「全米日本酒歓評会(U.S. National Sake Appraisal)」に出品された日本酒が一般に公開され、利き酒し放題。
人気レストランたちが腕を振るうアペタイザーの数々が勢揃いし、会場は熱気を帯びていました。
歓評会では、4つのカテゴリーに従い、日米10名の専門家によってブラインド方式での審査が行なわれます。
今年は167社391銘柄が出品され、2015年度グランプリ受賞銘柄が発表。
大吟醸A部門(精米歩合40%以下)「越野寒梅・金無垢」(石本酒造/新潟県)
大吟醸B部門(精米歩合50%以下)「花春 純米大吟醸酒」(花春酒造/福島県)
吟醸部門「出羽桜 出羽燦々(純米吟醸)」(出羽桜酒造/山形県)
純米部門「梵・純米55」(加藤吉平商店/福井県)
また、2001年から2015年までの全出品酒の累計特典が最も高くなった蔵元に授与される「エメラルド賞」を、「梵」の加藤吉平商店が獲得しました。
エメラルド賞に輝いた、加藤吉平商店 11代目当主 加藤 団秀(かとう あつひで)氏は「歴代最優秀賞という素晴らしい賞を頂けるとは思っておりませんでした、ただ、1年1年の酒造りを皆で追求していった結果だと思います。」と喜びのコメントをいただきました。
益々日本酒の注目度が上がった2015年。2016年ではどんな酒蔵が躍進するのか楽しみです。
【THE JOY OF SAKE 東京】
日時:2015年11月5日(木)
場所:五反田TOCビル(13階特別ホール)
料金:お一人様 ¥8,500 / $75 (当日券:¥9,500)
主催:NPO 法人ジョイ・オブ・サケ
HP:http://www.joyofsake.jp/tokyo.html