10月1日に、東京・元赤坂の明治記念館で、第11回「日本酒で乾杯推進協議会」総会・フォーラム&懇親パーティが開催されました。
フォーラムでは、テーマとして『「和食と日本酒」~日本のかたち、日本のこころ~』、
「和食、日本人の伝統的な食文化」とユネスコ無形文化遺産、祭りと酒菜(さかな)について
講演とパネルディスカッションがありました。
懇親パーティでは、鏡開きで懇親パーティがスタート。全国47都道府県の選りすぐりの日本酒69銘柄
が提供されてました。更に、地方の特産品をはじめ、かまぼこ、漬物、珍味、お茶も提供され、盛大にパーティが行なわれました。
蔵元の若返りが進み、日本酒の消費者層が変化している中で、来年の日本酒で乾杯推進会議と来場者にも新風が吹くかもしれません。
最後に、日本酒で乾杯推進会議から、心温まる手紙を紹介します。
★ 日本酒からの手紙 ★
『ニッポン人には日本が足りない、と言われています。
「和服をさりげなく着こなしてみたい」
「ほどよく美しい言葉で語りかけたい」
この国で育まれてきたよき日本文化の数々。私たちがほんの少し
心がけるだけで、まだそれが取りもどせそうです。
日本酒を粋に飲んでみたいと思いませんか。
日本酒は、長い歴史の中でしなやかな感性とすぐれた技術で
磨きあげられてきました。
甘くて辛い「妙味の酒」。特定の料理を選ぶことなく、心身を癒し、
ご縁をつなぎ、和(なごみ)に酔うお酒です。
あらたまった礼講からにぎやかな無礼講に移るとき、私たちは
乾杯します。
「みなさまのご発展とご健勝を祈念して・・・」
何に向かって祈るのでしょうか。カミ様?ホトケ様?ご先祖様?
ニッポン人の心の奥底に宿るものとふれあうとき、新たな力が
生まれるはずです。
これからの人生をますます豊かなものにするために・・・。
『日本酒で乾杯!』