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【浦霞】佐浦‐宮城県 ー 創業300周年を迎えた伝統と歴史のある蔵

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。今回は、宮城県塩釜市の佐浦を特集します。

御神酒の誇り、革新のこころ

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

江戸時代中期の1724年(享保9年)に創業し、1800年代よりは奥州一ノ宮鹽竈神社の御神酒酒屋としても酒を醸し続け、昨年2024年に創業300年を迎えました。

1973年に発売した浦霞禅は、高品質の鑑評会出品酒を市販するという冒険的な取り組みであり、また折からの地酒ブームによって地酒ファンに人気を博しました。

―代表銘柄は?

 浦霞禅」

アルコール度数:15度以上16度未満

原料米:麹米 山田錦 掛米 トヨニシキ 50%

酵母:自社酵母

お薦めの飲み方:冷やして、または常温やぬる燗

おすすめのペアリング:鮪の刺身、生ガキ

 浦霞No.12スパークリング シルバーラベル」

アルコール度数:12度

酵母:きょうかい12号酵母

お薦めの飲み方:冷やして(8度前後)

おすすめのペアリング:海老とアボカドのサラダ、カマンベールチーズのフライ

丁寧に、誠実に。いつかあなたの一杯に。

―酒造りで心がけていることは?

凡事徹底、特に蔵内を清潔に保つこと

歴史と伝統のある蔵ですが、きょうかい12号酵母を使用した商品の開発をはじめ、新しい取り組みも進めています。
機会がございましたら、ぜひお楽しみいただきたいと思います。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

塩釜市に来たら、まずは鹽竈神社参拝が鉄板です。また、新しい飲食店も増えていますので、グルメを楽しみながら街歩きをされることもおすすめです!

今回ご紹介した酒蔵について

【宮城県】
株式会社佐浦
宮城県塩釜市本町2-19
https://www.urakasumi.com/

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酒蔵プレス編集部

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