sake 酒蔵紹介 青森県

【喜平】静岡平喜酒造‐静岡県 ー 地域を醸す復活酒蔵

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。
今回は、静岡県静岡市の静岡平喜酒造を特集します。

2012年、安倍川の麓で酒蔵を復活

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

弊社の歴史は明治の頃まで遡る廃藩置県の時代を機に静岡県掛川で米穀商を営むところから始まります。

その後、酒造業へと発展、代々運営しておりましたが、戦後の事業整理で静岡県での酒造りを断念、酒造免許を返上してしまいます。
以降は酒問屋として静岡の酒を取り巻く食文化に携わり続けてきた弊社は2012年、安倍川の麓に小さな酒蔵を復活させます。

念願の地元での醸造再開以降、安倍川の伏流水を用いた純米酒のみを醸造する当蔵は地元農家が育てた静岡県産米「誉富士」を使用した酒造りなど、地元の食文化に沿った酒質を追求し、この地でお酒を造る意味を自問しながら今日も酒を醸しております。
酒蔵の復活から間もなくして、全国新酒鑑評会金賞、名古屋国税局清酒鑑評会優等賞、そして静岡県新酒鑑評会県知事賞受賞など、醸造技術の面で急成長を遂げています。

―代表銘柄は?

喜平 静岡蔵 純米大吟醸 青

容量:720ml
アルコール度数:16度
原料米:山田錦
精米歩合:40%
酵母:静岡酵母HD101
お薦めの飲み方:ひや~冷酒
おすすめのペアリング:生しらす、太刀魚の刺身、塩焼き 

全国でも稀有な歴史を持つ酒蔵として

―酒造りで心がけていることは?

静岡の食文化や自然を想起する爽やかな酒質をイメージしてお酒を造っています。
雑味なくそれでいて味わい深いお酒を実現するには高品質な「麹造り」が欠かせません。米を溶かしつつ、コメの適度の味わいを引き出すことが大切になります。
また、もろみの温度管理にも気を使う低温長期発酵を基準とした酒造りを行っています。

―読者へのメッセージをお願いします。

静岡平喜酒造は全国でもまれな歴史背景を持った唯一の酒蔵といえるでしょう。
それゆえに私たちはその地でお酒を醸すことの意義を何よりも大切にしていますので、地域の食文化とともに我々のお酒を知ってもらえれば幸いです。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

我々の酒蔵の側を流れる安倍川の河口付近にはしらすで知られる用宗漁港がございます。
4月に開催される「用宗漁港まつり」には地元や県外からも観光客があつまり、近年では温泉や、ブルワリーなども創業し、近隣にもカフェ、レストランなどが増え活気があふれる街としてにぎわいを見せようとしています。

弊社酒蔵から漁港までは用宗街道でつながっており、おいしい飲食店も並びますので地元の食文化に触れられる魅力ある街です。

今回ご紹介した酒蔵について

【静岡県】
静岡平喜酒造株式会社
静岡県静岡市駿河区丸子新田1-1
https://shizuokahirakishuzo.com/

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酒蔵プレス編集部

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