地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第188回目の当記事では、香川県小豆郡(しょうずぐん)の小豆島酒造を(しょうどしましゅぞう)特集します。
小さな島の誇り。伝統と個性が織りなすお酒
―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。
小豆島酒造は、美味しい地酒を目指して観光地小豆島に渡ってきた小さな酒蔵です。
地元小豆島の人々に支えられながら、伝統を守りながらも個性を大事に小豆島の地酒を守ります。
―代表銘柄は?
「小豆島の輝 大吟醸」
小豆島の輝 大吟醸は、酒造りに最も適した原料米「千本錦」のよりすぐれたものを高精白に磨き、丁寧に手作業で造られた香りもふくよかで旨味ののった大吟醸の原酒です。
お薦めの飲み方:冷やして
お薦めの料理:少し甘めのお料理、スイーツ、フルーツ。
―イチオシ商品はなんですか?
「小豆島にオリーブの実のなるころ・・・」
お酒を搾ったのち、すぐに火入れをして-5度の冷蔵庫にて瓶保存致しております純米酒の原酒で、甘口のぽってりとした女性に人気の商品です。
お薦めの飲み方:冷やして
お薦めの地元料理:果物を使った料理、アップルパイ、洋食にも相性が良く、小豆島の放牧豚の生ハム、地元小豆島のハーブとオリーブオイルをふんだんに使った鯛のムニエルなど。
※オリーブ酵母No18を使用、他にも小豆島のオリーブの実から採取したオリーブ酵母シリーズがございます。
手作業の魂、心を込めて
―酒造りで心がけていることは?
手作業の蔵ですので、みんなで助け合いチーム一丸となって、決して手抜きすることなく、美味しいお酒を目指します。
―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。
小豆島は、瀬戸内海に浮かぶ観光の島です。海だけではなく、寒霞渓を代表する高い山、美しい自然、島八十八か所など歴史があり、島には沢山の観光スポットがございます。
小豆島酒造のあたりは、醤の郷と言って、古い醤油蔵が点在する素晴らしい昭和の時代の街並みがそのまま残っております。
―最後に、読者へのメッセージをお願いします!
小豆島酒造は、小豆島で唯一の新しい酒蔵です。個性を求めて、杜氏のご指導の下で女性技術者たちが、技術研究を進めながら、伝統を守りながらも、チーム一丸となり小豆島の新しい地酒つくりに挑戦致しております。
今回ご紹介した酒蔵について
【香川県】
小豆島酒造株式会社
香川県小豆郡小豆島町馬木甲1010-1
https://www.morikuni.jp/
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