日本酒業界の課題である「若年層の日本酒離れ」への訴求を目的に、2023年に初めてタッグを組みスタートした企画「うららとくらら」。いよいよ発売です!
浦霞醸造元 株式会社佐浦(宮城県塩釜市、代表取締役社長 佐浦 弘一)は、株式会社 一ノ蔵(宮城県大崎市松山、代表取締役社長 鈴木 整)とのコラボレーション企画「うららとくらら」の商品が10月22日、宮城県内限定で発売となりました。
本企画は、昨年の「日本酒の文化(固定観念)を変える」にプラスして「基本に帰る」を加えました。
この企画は、日本酒の固定観念を打破し、新たな魅力を創造することを目的としており、自由な発想で、これからの世代に向けて新しい日本酒の楽しみ方を提案いたします。
中身酒検討会
お酒の選定は、2024年7月9日(火)に「中身酒検討会」を実施して決定いたしました。
中身酒検討会では、それぞれが製造した純米吟醸酒の原酒を同量調合ののちに加水した、アルコール度数の異なる3種類のお酒を用意しました(アルコール度数15.0%、15.3%、15.5%)。
5名の評価者がきき酒を行い、約3か月の熟成を経て瓶詰め・出荷となる商品をイメージして、最も適していると思われるお酒を評価者には両社の社長・杜氏に加え、長年にわたって宮城県産日本酒の品質向上を指導されてきた宮城県産業技術総合センターの橋本建哉 総括研究員にも参加いただきました。
選ばれたお酒は、両蔵の原酒を1:1で調合し、やや辛口の純米吟醸酒に決定。
「爽やかで穏やかな香り。ほどよく味わい深く、キレのあるお酒」と評価をいただいています。
中身酒検討会の当日の様子はこちら(https://www.urakasumi.com/news/news20242377/)
ラベルデザインについて
今年のラベルデザインは、企画コンセプトの「変える(=カエル)」をモチーフとしたキャラクター「うららとくらら(浦霞の「うら」と一ノ蔵の「くら」から命名)」が、両蔵がこれまで培ってきた技術や経験のかけらを瓶の中に集めながら1980年代を「タイムトラベル」する様子をポップでノスタルジックな世界観で表現しました。
商品「うららとくらら」のストーリー
日本酒は、醸造技術の進化とライフスタイルの多様化により、長い時間をかけて変化してきました。
本商品のキャラクター「うららとくらら」は、日本酒の固定観念を変えるために原点に返り、さらに磨きをかける必要があると考えました。
「時(とき)」がキーワードであることに気が付いた「うららとくらら」は、時間の旅(タイムトラベル)へと旅立ちます。
タイムトラベルの中で、1986年11月宮城県酒造組合が全国に先駆けて行った「みやぎ・純米酒の県宣言」の場面に遭遇します。
宮城県内全蔵元が一丸となって取り組んだササニシキ100%の純米酒造り。
「うららとくらら」は 80 年代のノスタルジアを旅して、両蔵の培った技術や経験のかけらを集めながら2024年の現代(いま)に戻ってきました。
味わいのコメント
株式会社佐浦 山田杜氏コメント
株式会社一ノ蔵 門脇杜氏コメント
商品情報
商品名:純米吟醸酒 うららとくらら
アルコール分:15%
特 長:ほのかな梨を思わせる穏やかな果実香。
ほどよい旨味が寄り添いながらシャープな酸が後口を締めるキレの良いやや辛口の純米吟醸酒。
発 売 日 :2024年10月22日
希望小売価格:720ml 1,980円(税込)
販売数量 :約17,000本 数量限定
販 売 先 :宮城県内酒販店(宮城県内の酒販店、仙台市内百貨店、仙台駅構内の酒販店)
★商品につきましては、お近くの酒販店様または弊社までお問合せください。
商品詳細はこちら(https://www.urakasumi.com/items/uraratokurara/)
・飲酒は20歳になってから・飲酒運転は法律で禁止されています
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お問い合わせ
浦霞醸造元 株式会社佐浦
宮城県塩竈市本町2-19