東京商工リサーチはこのほど、日本酒「美少年」を製造していた清酒メーカー・火の国酒造(熊本県・熊本市)が2014年5月2日、熊本地裁に破産を申請し、同20日に破産開始決定を受けたと発表した。破産管財人は建部明弁護士。
同社は1879年創業の清酒メーカー。日本酒「美少年」を看板商品として、美少年酒造の社名で地場トップの清酒生産量を上げ、ピークの1996年9月期には25億3,125万円の売上高を計上していた。しかし、消費者の嗜好の変化などで徐々に清酒需要が落ち込み、2008年9月期の売上高は13億445万円にまで減少し、収益も悪化していた
記事の続きはコチラ