地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。
今回は、京都府京都市の京都蜂蜜酒醸造所を特集します。
ミードの文化を日本から世界へ

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。
金市商店がミードと出会ったのは2003年、ニュージーランドの養蜂家から紹介された一本が始まりでした。
蜂蜜専門店としてその可能性に魅せられ、2005年には日本で先駆けて海外ミードの輸入販売を開始。
しかし当時は知名度が低く、なかなか手に取ってもらえない時代が続きました。
転機となったのは、海外ゲーム作品のアイテムや『ハリー・ポッター』をはじめとするファンタジー作品にミードが登場し、コアなファン層を中心に注目が高まったことです。
普及活動を重ねる中、2017年から京都で委託醸造に挑戦し、2024年には「京都蜂蜜酒醸造所」を開業。
蜂蜜と地域文化をつなぐ酒として、日本発のミード文化を未来へ広げ続けています。
―代表銘柄は?

「The MEAD (ザ・ミード)」
容量:500ml
アルコール度数:7%
原材料:ハニーハンター市川拓三郎が買い付けた国産百花蜜
酵母:ワイン酵母
お薦めの飲み方:冷やしてストレート、ロック、トニック割
おすすめのペアリング:チーズ、クワトロフォルマッジ、ピリ辛中華、ジビエなど

「 The MEAD 北海道」
容量:500ml
アルコール度数:7%
原材料:ハニーハンター市川拓三郎が買い付けた国産百花蜜
酵母:ワイン酵母
お薦めの飲み方:冷やしてストレート
おすすめのペアリング:チーズ、ナッツ、生ハム
蜂蜜専門店が、本気で造るミード


―酒造りで心がけていることは?
蜂蜜から生まれるお酒「ミード」を、もっと多くの人に知り、楽しんでほしい。
そんな想いから、2024年3月、京都・丸太町の京町家を改装し、飲んで学べるミード専門醸造所「京都蜂蜜酒醸造所」をオープンしました。
私たちが目指すのは、蜂蜜屋だからこそ造れる、“これこそが蜂蜜から造ったお酒”と胸を張って言える王道のミード。
蜂蜜本来の風味をしっかり残すため、火入れは行わず、酸化防止剤も使用していません。
それぞれの花から生まれた蜂蜜の個性を、そのままボトルに閉じ込めたミードを、より多くの方に知り、味わっていただきたいと考えています。
―読者へのメッセージをお願いします。
まずは「蜂蜜酒(ミード)」を知って、飲んで、楽しんでください!!
今回ご紹介した酒蔵について
【京都府】
京都蜂蜜酒醸造所
https://kyoto-mead.jp/
京都府京都市中京区室町通丸太町下ル道場町18
(運営元:株式会社金市商店)
https://kaneichi.kyoto/
京都府京都市中京区中之町21