仙台牛たん振興会は22日、仙台名物の牛タン焼きに合う日本酒「是舌品(これぜっぴん)七夕ボトル」の販売を開始した。1000本限定で、仙台市を中心とした県内の同振興会加盟の牛タン店約40店で提供している。
仙台七夕まつり(8月6~8日)に向け、市民や観光客に牛タン焼きの新たな魅力を定着させたいと、昨年から加盟店で扱っている。
加美町の中勇酒造店が製造した特別純米酒で、県産米のトヨニシキ、蔵の華を原料に、奥羽山脈に沸くミネラル分豊富な伏流水を仕込み水に使用した。特製ラベルには、天の川を背景に笹の葉と豪華絢爛(けんらん)な仙台七夕の吹き流し、甲冑(かっちゅう)姿の伊達政宗が描かれ、七夕まつりの雰囲気を盛り上げる。
300ミリリットル入り。オープン価格だが、1本972円(税込み)程度で提供する。同振興会事務局は「辛口ですっきりと飲みやすく、牛タン焼きとの相性は抜群。多くの牛タンファンに味わってほしい」とPRする。