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“スーパーやコンビ二でもマリアージュ” 日本酒×冷凍食品(ピラフ・炒飯・グラタン)

最近ではスーパーやコンビニでも多くの日本酒を目にするようになりました。しかし、メーカー、味、香りなど、幅広い種類の中から、どれを選んでいいか分からない、ということはありませんか?

特に日本酒においては「値段が高い方が美味しそう」と感じてしまう方も多いはずです。そんなときこそ、気軽に購入できるカップ酒やパック酒にチャレンジすることをおすすめします。

価格だけでなく、品質の面でも本格的な味わいを楽しむことができ、毎日の家飲みに欠かせないという方も多いお酒です。

今回はスーパーやコンビニで一度は見かけたことがあるであろう、2つの日本酒をご紹介します。合わせるおつまみも、カジュアルに冷凍食品でまとめてみました。

家飲みの際のご参考になさってくださいね。

白鶴 まる

紹介

このお酒を知らない、という方は少ないのではないでしょうか?

赤ラベルがひときわ目を引く「白鶴 まる」は神戸市にある「白鶴酒造株式会社」の人気商品です。

その歴史は古く、白鶴 まるが発売されたのは今から約40年も前のこと。長きにわたって根強いファンに支持され続けてきました。

愛される理由は、手に取りやすい価格に加え、合わせられる食事の幅広さです。フレッシュな香りやスッキリとした飲み心地は料理を選ばず、家飲みにもふさわしい日本酒になります。

また、瓶のまま冷やしたり、レンジで温めたりと、手軽に飲み方をアレンジできるのも人気の理由です。

毎日飲んでも飽きないお酒だからこそ、これだけ長い間販売され続けているんですね。

では早速、手軽な冷凍食品をおつまみに白鶴 まるを飲んでみましょう。

ペアリング

【炭酸割り】白鶴 まる×やみつきねぎ塩炒飯

まずは、白鶴 まるを炭酸水で割ります。
実は、過去に期間限定で「白鶴 まる ハイボール」として発売されたこともあるほど、定評がある飲み方です。自宅でもお好きな濃さでその爽快感を味わえますよ。

合わせたおつまみはニチレイの「やみつきねぎ塩炒飯 」です。
黒胡椒のピリッとした刺激と、かめばかむほど旨みがでるチャーシューが、炒飯ながらもおつまみとして成立しています。ふんだんに使用されているねぎも色鮮やかです。

白鶴 まるを炭酸で割ると、ほんのりとさわやかな甘みを感じます。スパイシーなねぎ塩炒飯と合わせれば、相乗効果でどちらも進んでしまうこと間違いなしです。

【冷や】白鶴 まる×本格炒め炒飯

つぎは、カップのままの常温です。
鼻に近づけると、ふわっと華やかな香りがただよいます。すっきりとしてやわらかく、バランスのとれた飲み口が、常温のお酒が苦手な方でも日常的に活用できる味わいです。

名前の通りまるい味で、どんな料理にも合わせやすいといった印象ですね。

ここではニチレイ「本格炒め炒飯®」と組み合わせてみます。

この炒飯の特徴はなんといってもゴロゴロとした贅沢な焼豚です。白鶴 まるは後味にほんのりと甘みが感じられるため、甘辛い焼豚と絶妙にマッチします。

炒飯には冷たい飲み物、という印象がありましたが、常温の日本酒との組み合わせは新たな発見でした。

セブンプレミアム 松竹梅 純米酒

紹介

つぎにご紹介するのは「セブンプレミアム 松竹梅 純米酒」です。

数々の人気商品を生み出している宝酒造とセブン&アイの共同開発によって誕生した日本酒になります。

この日本酒の特徴は純米大吟醸が10%ブレンドされていること。純米酒だけでは感じられない豊かな香りがプラスされ、飲みごたえのある仕上がりになっています。

甘みや米の旨みなどのバランスも良く、キレもある。これだけバランスのとれた純米酒がお安くコンビニで手に入る点は、日常的に飲むお酒としてベストではないでしょうか。

冷酒、熱燗、常温など、様々な温度帯でオールシーズン楽しめるのも活用しやすいポイントです。

ペアリング

【ロック】セブンプレミアム 松竹梅 純米酒×えびピラフ

ここでは、日本酒を洋風メニューに合わせてみます。

氷を入れてロックにした松竹梅 純米酒はより、すっきりと淡麗な味わいです。
大きな氷でウイスキーのように飲んだり、クラッシュアイスを入れてカクテル風にゴクゴクと飲む感じも美味しそうですね。

合わせたニチレイ「えびピラフ」は本格的なバターの風味が広がります。えびの存在感も十分にあり、彩りも美しい商品です。
とうもろこしの甘みもよいアクセントとなり、冷えた日本酒と上手くマッチしました。

【ロック】セブンプレミアム 松竹梅 純米酒×蔵王えびグラタン

つぎは、グラスを変えて常温のものをワイン風に飲んでみます。

冷やしたときよりも旨みやコク、ふくよかさが感じられ、しっかりとした白ワインに近い飲み心地です。

コクのある日本酒にはクリーミーなグラタンを合わせます。

ニチレイ「蔵王えびグラタン」はチーズ感が強く、おつまみのグラタンとしては最高の商品です。ホワイトソースも十分に楽しめ、バゲットを添えたくなるほど濃厚な味わいが楽しめますよ。

【まとめ】お手頃な日本酒の飲み方は無限大!

スーパーやコンビニでよく見かける日本酒も、実際に飲んでみると予想外の味わいに出合えることがあります。普段使いに最適な安定の味から、価格からは考えられないような旨みのある商品など、その味わいは様々です。

また、アレンジが気兼ねなく楽しめるのも、手軽に購入できる日本酒のよい点です。高級なお酒だと思い切った飲み方はなかなかできませんよね。

ぜひ、新しい日本酒を試してみて、充実した家飲み時間をお過ごしください。

編集後記(酒蔵プレス編集部)

改めて冷凍食品の進化を感じました。

チーズはワインのイメージがあると思いますが、チーズは乳製品。  
日本酒も製法により“乳酸”が生成されるので、ワインと同じ位、もしくはワイン以上に合う日本酒もあるはず。
かといって酒屋や百貨店で日本酒を買うもの勇気がいる…そこで編集部はコンビニやスーパーなど日常的な場所で購入出来る物で合わせたいと思い、ライターさんにも協力してもらい企画しました。

全国の酒蔵が集結するイベント「和酒フェス」では、地元で愛される地酒を展開している銘蔵が多数あります。ここでは、様々な日本酒やリキュール、梅酒などを飲み比べることができます。普段の晩酌の時の肴にあう銘酒が見つかります。最新の日本酒情報も知ることができると共に、普段食べる物と合う相棒を見つけにきてください。

次回は、東京(中目黒)2024年7月27日・28日(土日)、大阪(弁天町)2024年7月13日・14日(土日)

詳細は、下記のバナーから

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  • この記事を書いた人

酒蔵プレス編集部

あなたと酒をつなぐSAKEメディア 「酒蔵PRESS」では、Made in JAPANの日本酒を中心に、和酒(日本酒、焼酎、泡盛、梅酒、リキュール、地ビール、日本ワインなど)に関わる情報を発信しています。

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