2015年1月22日
場所:ホテルウィングインターナショナル(東京 四谷)
34回目を迎えた日本酒文化を楽しむ会2015年新年会では、高知の司牡丹と若柳流日本舞踊が披露されました。
司牡丹と若柳流日本舞踊は、共に約400年の歴史を持つ伝統ある日本文化です。
司牡丹は、坂本龍馬と最も縁の深い酒蔵と言われており、司馬遼太郎著「竜馬がゆく」では「土佐に司牡丹なる銘酒あり、一升までは鮮烈な辛口なれどもそれから先はほのかに旨味ただよう。ひたすら飲む。」とあり幕末の志士達も飲んでいた事が想像できます。
若柳雅康先生は日本舞踏、幸若舞の血筋を引き日本舞踏五大流派の1つで正統若柳流会長・若柳鵬翁を祖父に、同理事長・若柳吉三次を父として東京舞踊を修行したと言う経歴を持ちます。
会では、司牡丹の竹村社長が飛び回りながら皆さんを大いに盛り上げながら、7種類の素晴らしい日本酒を丁寧に説明し、お客様を楽しませていました。
日本舞踊がはじまると、視線は演舞に釘付けでした。
静かなイメージのある日本舞踊ですが、若柳流日本舞踊はちどり足や飛び跳ねるシーン等もあり、迫力満点でした。
演目は義太夫『猩々』という中国の養老の滝がモデルになったお酒のお話しでした。
ますますパワーアップしている「日本酒文化を楽しむ会」はこれからも日本酒と日本の文化を組み合わせて魅力的な会を行ってくれそうです。
情報提供:日本酒文化を楽しむ会 主催 杉原英二氏