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「灘の一地酒でありたい」沢の鶴14代目が自著

「大手であっても、灘の一地酒でありたい」――。大手酒造メーカー「沢の鶴」(神戸市灘区)14代目、西村隆治社長(69)が自著「灘の蔵元三百年 国酒・日本酒の謎に迫る」(径書房、税別1700円)を出した。創業300年を前に、純米酒にこだわってきた自身の日本酒造りを振り返り、若い世代に伝えたいと筆をとった。
小学生の頃には自宅で利き酒をしていたという西村さん。「味覚は3~6歳に最も発達すると言われ、そのためか西村家では代々、子どものころから利き酒をしています」と笑う。「でも私には苦くて。今もそれほど強くないんですよ」
京都大学で社会保障の研究に没頭していた時、父から入社を求められ、1974年に29歳で入社。39歳で社長になった。そこで直面したのは、ビールにワイン、洋酒と多様化する食生活の中で、需要が低迷する日本酒の危機だった。
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酒蔵プレス編集部
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