地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第279回目の当記事では、福島県会津若松市(あいづわかまつし)の会州一酒造(かいしゅういちしゅぞう)山口合名会社を特集します。
会津藩御用商人から金賞受賞の酒造りへ
―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。
創業は寛永20年(1643)、永年、会津藩の御用商人を担っていました。明治以降も各種の鑑評会、品評会に入っています。
たびたび経営危機の困難を乗り越え、良質な酒造りを心がけています。
昨年、今年は山田錦50%の純米吟醸で、全国新酒鑑評会金賞受賞しています。
―代表銘柄は?
「特別純米夢の香」
お薦めの飲み方:冷やか、ぬる燗
―イチオシ商品はなんですか?
「純米吟醸儀兵衛雄町」
精米50%の雄町100%使用。
お薦めの地元料理:山菜、蕎麦、棒鱈、鰊の山椒漬けなど
良質な酒造り
―酒造りで心がけていることは?
良質な酒造り
―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。
会津地方は、米、酒が美味しく温泉も多く、歴史ある町並みと自然が豊で、四季折々の観光が楽しめます。
―最後に、読者へのメッセージをお願いします!
本当に少量しか作っていない小さい蔵です。
今回ご紹介した酒蔵について
【福島県】
会州一酒造 山口合名会社
福島県会津若松市相生町7-17