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【コラム】灘の酒蔵、変化の予感! ~灘(なだ)ってどこ? どんな酒? 飲んだことは?~


灘の酒蔵の世代交代、変化の兆し
今年前半、灘五郷のなかでも名の知れた大手、菊正宗酒造、沢の鶴、剣菱酒造の3酒蔵で、相次いで40歳代の若社長が誕生した。実はこれ以外にも、白鶴酒造、辰馬本家酒造、神戸酒心館の社長も40歳代。櫻正宗と太田酒造と白鷹の社長は50歳代。女性社長の大関、若い役員が先導する日本盛。灘の酒蔵は、小山本家酒造、泉酒造、松竹梅酒造、万代大沢醸造、北山酒造、安福又四郎商店など総勢26蔵が、それぞれに新しい時代へ進もうとしている。

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全国でも蔵元の世代交代が進んでいる
全国でみても、酒蔵を営む社長・蔵元はエネルギッシュで、素晴しいリーダーが揃っている。酒蔵のリーダーシップの特徴としては、社長や蔵元がカリスマリーダーとして社員のエネルギーを引き出して引っ張っていく「トップダウン型」と、社員がエネルギッシュで風通しの良い「ボトムアップ型」、またこの2つを両立している蔵があるように感じる。

小さい酒蔵(組織)から大きな酒蔵(組織)まで、成長している酒蔵の共通点は、理念とビジョンがしっかりして、優秀なリーダーと社員が一丸となりチームワークが良いのが特徴だ。更に、社員教育が行き届き、外部協力者とファンがいて、会社の風土として成長意欲が旺盛である、といったところを感じる。日本酒市場のV字回復に向けて、灘と全国の酒蔵そして社員が一丸となれば、灘五郷と日本酒業界の未来は明るいと感じた。

形になり始めた“変化”
2017年7月7日の「KOBE SAKE STYLE ~灘の酒 七夕 Night in sola ~」
“オシャレでスタイリッシュな” 日本酒スタイルを提案!」では、新たな取り組みがおこなわれた。本イベントでは、神戸らしいオシャレな雰囲気の会場を使ったパーティ形式で、各酒蔵のお酒に合わせたフィンガーフードをつまみながら、ワイングラスで華やかに日本酒の飲み比べを楽しみました。新しい日本酒の楽しみ方=「KOBE SAKE STYLE」を若年層に向けて提案した。灘五郷が初めて取り組むイベントの形であった。

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関連記事)KOBE SAKE STYLE ~灘の酒 七夕 Night in sola ~ “オシャレでスタイリッシュな” 日本酒スタイルを提案︕
http://www.sakagura-press.com/sake/kobe-sake-style-7july/

2017年9月15日(金)~16日(土)の「灘の酒フェスティバル2017 in 銀座(灘フェス2017)」
まだ知らない神戸と西宮にまたがる灘の酒の魅力を発見!~オシャレに、美味しく楽しむ!神戸&西宮 SAKE STYLE~

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日本一の酒処!灘の酒が東京・銀座で飲み比べができます。協会一号酵母の貴重な酒から今人気の純米大吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒、大吟醸、吟醸酒、本醸造酒、普通酒、梅酒、リキュールなど様々な酒が60種類以上登場するそうだ。更に、MCのあおい有紀、島田律子、漫才コンビ「にほんしゅ」、ミス日本酒、音楽ではヴァイオリニストの竜馬、箏の吉永真奈、ヴァイオリニストのSongが会場を盛り上げ、地元神戸の企業も応援するビッグイベントになる予定とのこと。

参考)灘フェス2017公式サイト
http://sakekampai.com/nadafes2017/

2017年10月1日より、「Go!Go!灘五郷!」トレイン
兵庫県の酒所「灘五郷」の酒造組合は、阪神電気鉄道、神戸市、西宮市と組み、酒造活性化のプロジェクトを始めると発表した。2017年10月から外装に「Go!Go!灘五郷!」のロゴマークをあしらい、日本酒のイラストを描いたラッピング電車を走らせる。

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参考)灘五郷、産経新聞社のニュースサイト
http://www.nadagogo.ne.jp/news/index.html?m=10
http://www.sankei.com/west/news/170825/wst1708250030-n1.html

日本品質(JAPAN QUALITY)が訴求できるプロダクトとしての日本酒

国内に外国製品が多くなっている中で、日本酒は生粋の日本の製品であり、日本品質(JAPAN QUALITY)が訴求できるプロダクトである。外国人観光客が増え、また日本人が海外へ行けば行くほど、世界に日本のことが広がり、和食と和酒がますます注目されるだろう。将来、和酒である日本酒が、世界のワインに追いつける日がくることを期待している。

今年は、樽廻船の拠点としても栄えた神戸港が開港150周年となる記念の年。
日本酒の歴史に思いを馳せながら、改めて灘五郷の酒蔵と全国の酒蔵に注目したい。今後の日本酒市場が楽しみだ!

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参考)日本経済新聞社のニュースサイト
菊正宗酒造、32年ぶり社長交代 新たな顧客開拓へ
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO16814160U7A520C1LKA000/
灘の老舗酒蔵、社長交代 沢の鶴33年ぶり 剣菱は23年ぶり
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO17908750Q7A620C1LKA000/
灘の蔵元継承、日本酒に新風 初の女性や40代同窓生
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO20417050V20C17A8LKB000/

おしまい (3/3)

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酒蔵プレス編集部

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