sake 酒蔵紹介 高知県

【仁淀川(によどがわ)】高知酒造‐高知県 ー 一滴に誠実な魂を込め、人々の心を照らすさらなる「新化」へ

地域で愛される酒蔵の銘酒に着目し、酒蔵からの生の声と和酒情報を読者の皆様にお届けする連載企画。
今回は、高知県吾川郡いの町の高知酒造を特集します。

水質日本一の清流・仁淀川との出会い

―酒蔵の歴史や地域について教えて下さい。

1883年に創業した前身の蔵元から歴史が始まり、戦時中、周辺の28の酒蔵が一つに統合され、現在の「高知酒造」が誕生しました。
都市化による水質汚染に悩み、理想の水を求めて移転を繰り返した末、平成2年に水質日本一の清流「仁淀川」に出会いました。

昭和初期、私生活の挫折から心身ともに傷ついた天才歌人・吉井勇は、高知の山里へ移り住みました。
そこで彼を温かく迎え、毎日のようにお酒を酌み交わし支えたのが、高知酒造の当時の蔵元・伊野部家でした。
人情と美酒に救われ、失意から立ち上がった勇は、感謝を込めてこの酒に「瀧嵐」の名を贈り、「この酒を飲む時の心地よさは恋に似ている」とロマンチックな短歌を遺しました。
瀧嵐は今も地元の人に親しまれる淡麗辛口なお酒です。

―代表銘柄は?

仁淀川CEL24純米大吟醸磨き40%

容量:720ml
アルコール度数:15度
日本酒度:-16
原料米:吟の夢
精米歩合:40%
酵母:高知県独自開発酵母CEL24
お薦めの飲み方:冷やしてワイングラスで
おすすめのペアリング:焼き魚、お刺身、中華料理、羊羹、酒盗

高知のゆず酒」

容量:500ml
アルコール度数:10度
原料米:清酒(国内製造)、高知県産ゆず果汁、糖類
精米歩合:70%
酵母:協会701
お薦めの飲み方:良く冷やして、ストレート、ロック、炭酸割 
おすすめのペアリング:唐揚げ、カツオのたたき、アイス

伝統を守りながら挑み続ける進化

―酒造りで心がけていることは?

「高知酒造のお酒を飲んだ人が笑顔で幸せな時間を過ごせるように」140年以上の歴史や文豪・吉井勇らに愛されたロマンを大切に受け継ぎながらも、醸造技術、品質管理、そして世界へのアプローチをアップデートし、日々挑み続けています。

―読者へのメッセージをお願いします。

私達は140年の歴史の中にはいいときも悪いときもありましたが、今は本気で変わろうといろんなことに挑んでいます。
まだ飲んだことの無い方は是非飲んでみてください。

―酒蔵や地域、観光などでオススメポイントや盛り上がっている話題を教えて下さい。

仁淀川、にこ淵、紙漉き体験、カヌー、ひろめ市場などがあります。

今回ご紹介した酒蔵について

【高知県】
高知酒造株式会社
高知県吾川郡いの町勝賀瀬780-2
https://kochisake.com/

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酒蔵プレス編集部

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