酒蔵プレスの鈴木です!
本日、3月3日は“桃の節句”、ひな祭りということで、節句にちなみ白酒と甘酒の違いを調べてみました。ご存知の方もいると思いますが、雑学としてご紹介したいと思います。
右が、白酒で左が甘酒です。皆さん違いがわかりますか??
(すみません、左右のお酒について真相は不明です。。)
白酒(しろざけ)とは!?
白酒(しろざけ)とは、蒸したもち米にみりん(または焼酎・米麹)を加え仕込み、1ヶ月程度熟成させたもろみを、軽くすりつぶして造った酒のことをいいます。
昔からひな祭りなどで供えられ、白く濁り粘りと甘みがあり、アルコール分は9%前後、糖質が45%程度含まれ、酒税法ではリキュール類に分類されています。家庭で作ることは法律上禁止されている。
特徴は、アルコール分が高く、甘みが強い。
それでは、甘酒(あまざけ)とはどんな違いがあるのか?
甘酒(あまざけ)とは!?
私も混同していましたが「甘酒(あまざけ)」は白酒(しろざけ)とはまったく別物だそうです。
甘酒は、水分を多めに柔らかく炊いたご飯やお粥に米こうじを混ぜ、保温し、米のデンプンを糖化させたもので、アルコールをほとんど含まない甘い飲み物です。
一晩かけて発酵させて作られ、「一夜酒(ひとよざけ)」とも呼ばれるそうです。アルコール度数1%前後で「酒」には該当せず、家庭で作ってもOK!
白酒と甘酒の異なるポイントは3つ!
1.白酒はアルコールがあり!甘酒はアルコールなし!
2.原料が異なる!
3.製造までの期間が異なる!
両者の大まかな違いについてご紹介いたしましたが、今夜は、大人は白酒、子供は甘酒で、桃の節句を楽しく祝いするのはいかがでしょうか!?
ひな人形に、ひなあられに、ちらし寿司、楽しみがいっぱいの桃の節句です。